カルバマゼピンとザジテンも不可の患者と障害者認定

てんかんは精神障害としても認められる脳障害の一つであり、およそ100人に1人の日本人が発症してしまっているといわれています。てんかんを発症してしまうと、その発作が反復的に起こってしまうため、それによって生活が著しく困難になってしまうこともしばしばあります。そのため、障害者としての認定を受けられるようになっており、障害者手帳を手に入れて手厚い保護を受けていくことができるようになっています。てんかんと言っても様々な症状があり、共通しているのは意識障害を伴う脳障害であって、多くの場合にはけいれんを誘発するということです。実際の発作の症状の観察や脳は測定などによって所見を確認して分類が行われ、それに応じた治療薬が選定されて処方されることになるのが一般的です。部分発作とよばれる脳の一部分が発端になっておこるてんかん発作の場合にはカルバマゼピンが最もよく用いられています。カルバマゼピンは長い使用の歴史があることから信頼性高く利用されているものであり、単剤で十分に効果を発揮してくれる患者が多いということが魅力となっています。しかし、薬物間相互作用を起こしやすいことから、カルバマゼピンを使用しているときには他の薬剤について十分に注意して選んでもらっていく必要があります。また、カルバマゼピンを使用していない場合でもてんかんを持っている場合には禁忌とされる薬剤が多数あります。抗アレルギー薬として知られるザジテンはその代表的なものであり、けいれんを起こしやすくしてしまうということが知られています。これ以外にも多数の薬剤が使用できなくなるという点でもてんかん患者は大変であり、障害者として認められる理由となっています。

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