カルバマゼピンは臭いはないが、めまいなどの副作用

てんかんの治療薬に、カルバマゼピンという薬があります。鎮静作用があるためてんかんだけでなく、三叉神経痛の緩和や精神障害の治療にも処方されています。薬そのものは、白色ないしは黄色味を帯びた白の粉末状です。臭いは特にありませんが、口に含むと後で少し苦みを感じることがあります。大人の場合は通常1日に1回から2回の服用で、子供の場合は年齢や症状に応じて服用量が決まります。
このカルバマゼピンは、妊娠していたり、あるいは持病があったりする時は服用ができません。持病というのは、たとえば血液疾患やポルフィリン症、心臓病や肝臓病などで、甲状腺の機能が低下している場合も服用できないことがあります。薬によっては一緒に服用ができないものもあり、また、グレープフルーツジュースやお酒を飲むと効果が出なくなります。それから副作用として、眠気が起きたり、集中力が低下したりしますので、車の運転などは避けるようにしましょう。
それからカルバマゼピンを服用する場合は、必ず医師の指示を守って飲むようにし、くれぐれも自分で勝手に中断したりすることのないようにしましょう。自分で勝手に中断すると、離脱症状が起きるようになり、めまいや発汗、あるいはのぼせるといった症状が強くなります。とりわけ薬そのものの効果が高い、あるいは急に服用を止めてしまったという時は、この離脱症状はかなりつらいものがあります。
特に臭いもなく、わずかに苦い程度の薬ですので、医師から服用するようにいわれた場合は、飲み続けるようにしましょう。めまいやほてりがひどいと、日常生活にも影響をきたしてしまいます。また副作用がひどいためなかなか飲めない場合は、まずかかりつけの医師に相談するようにしましょう。

ページの先頭へ戻る