若年性ミオクロニーやカルバマゼピンと転職

てんかんは慢性の脳疾患として知られるものであり、神経系の過剰な活動による反復性のけいれんに似た発作を特徴とする疾患です。乳幼児において発症することが多く、小児期までに発症するケースが大部分を占めていますが、大人や高齢者になってから発症するケースもあって誰もがいつ発症するかわからないというリスクを抱えています。てんかん発作の種類にも多様なものがあり、それによって見た目の症状も違えば治療に用いることができる薬の種類も違います。カルバマゼピンは古くから用いられているてんかんの治療薬であり、多くの発作に対して有効性があることが知られています。しかし、若年性ミオクロニー発作とよばれる複雑欠神発作に対しては有効性がなく、かえって悪化させてしまう可能性があるということが知られています。若年性ミオクロニー発作の場合にはやはり古くから使用されているバルプロ酸の有効性が示されており、うまく症状から判断することによって適切な治療薬を用いるということが大切になります。てんかんを発症してしまうといつ発作がおとずれるかわからないという面があるため、集中力や注意力が必要な仕事をしている場合には転職を余儀なくされる場合もあります。トラックやバス、飛行機や電車の運転手をしていて、運転中に発作が起こってしまっては大惨事になってしまうでしょう。しかし、事務の仕事であれば発作が起こったとしてもそれほど一大事になるということはありません。職種を選んで仕事をしていくということがてんかんの患者にとって重要なことであり、カルバマゼピンやバルプロ酸などの治療薬を服用して発作を予防しながらうまく働きやすい職種を探していくことが大切です。

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